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    丸進ファームについて

    本サイトにお越し下さり、誠にありがとうございます。

     

    「丸進ファーム」は、稀少な新品種いちご「よつぼし」を専門に栽培する、愛知県みよし市の打越町にある農業法人です。私たち「丸進ファーム」には、母体の会社がございまして、愛知県名古屋市中央卸売市場の北部市場という「いちば」の中で、「仲卸(なかおろし)」という業種を営んでいる「丸進青果」という会社でございます。1958年に設立してから60年以上の歴史があり、売上は200億円を超え、お陰さまをもちまして、全国の卸売市場の中に3,000以上あると言われる「仲卸」の中で、日本一の売上げを達成いたしました会社です。

     

    「丸進青果」は、日頃は、農家の皆さんが心を込めて栽培した野菜やくだものを、卸売市場で仕入れて、スーパーや小売店、高級フルーツ店に販売していることを主な業務としています。毎日、多品種の野菜やフルーツのお顔を眺めて、どのお顔がどんなお味なのか、目利きや選別においてはプロ中のプロです。その「丸進青果」の私たちが、「自分たちでこだわり抜いたフルーツを作ろう」と2017年に立ち上げたのが、農業法人「丸進ファーム」です。

     

    私たちが栽培に選んだ稀少な新品種「よつぼし」いちごは、三重県、香川県、千葉県、農研機構の4つの機関が共同開発し、 2017年に品種登録された、種から育てる「種子繁殖型」の珍しいいちごです。果実は、円錐形でとても綺麗でかわいい姿をしており、赤い果皮には光沢があって美しい色合いを放ち、果肉はほどよい硬さがあります。そしてこの「よつぼし」いちごは、見た目だけでなくおいしさが詰まっており、甘み、コク、程よい酸味、豊かな香りをあわせ持つ絶妙なハーモニーを楽しむことができ、自然を感じ、なぜか懐かしさまでも感じる、私たちが本当に美味しいと思ったいちごです。

     

    ところがこの「よつぼし」いちごは、現在とても多く流通している「あまおう」や「さがほのか」の品種と比べて、実が小ぶりで栽培にも手間がかかります。収穫重量が多く見込めないことで、せっかく美味しいにもかかわらず、農家さんの栽培品種としては選ばれず、「よつぼし」いちごを専門に栽培している農家さんはほとんどいらっしゃらないのが原状です。だからこそ、フルーツの販売のプロとして、日本で生まれたこの「よつぼし」いちごに特別な思いをもってこだわり、より多くの人にこの「よつぼし」いちごによって、少しでも幸せな気持ちになっていただけたら、というのが「丸進ファーム」の思いです。

     

    「よつぼし」いちごは、現在ではまだ全国出荷量わずか1%という、なかなかお目にすることができない稀少ないちごです。そしてそこから磨き上げたブランド「四重奏」シリーズのラインナップ、ぜひこの機会にご賞味ください。

     

    代表取締役社長  西脇 正導